続・地域再生のヒント 〜東日本大震災の教訓を活かす〜
神奈川大学教授 務台 俊介 編著 河野 太郎 衆議院議員 特別寄稿 (株)ぎょうせい 刊
東日本大震災を踏まえ、日本の国土構造の在り方を見直す
本書は、今回の東日本大震災を踏まえ、潜在的な大きな課題を抱え込んだ日本の国土構造の在り方を見直し、新しい発想により日本を元気にする「地域再生のヒント」を書き記しています。
構成としては、大震災を踏まえた危機管理体制の在り方、地域を元気にする地域発の視点に立った政策提言、そのために必要な真の意味の政治の機能などについて、編著者が普段考えていることをまとめています。
原発問題に詳しい河野太郎衆議院議員の寄稿も加えています。
続・地域再生のヒント 東日本大震災の教訓を活かす
神奈川大学教授 務台 俊介 編著 河野 太郎 衆議院議員 特別寄稿 (株)ぎょうせい 刊
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−主 な 目 次−
序 章 |
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第1章 |
日本の災害脆弱性を克服する方策 |
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大震災体験を若い世代が実体験する意義/被災地支援「ボランティア駅伝」スタート/災害復興の時系列で変化するボランティア需要 など |
第2章 |
地域が元気になり国が元気になる |
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国際観光インフラが脆弱な日本/地方空港の活性化策/緑化による地域再生の手法 など |
第3章 |
大震災後の国土構造の在り方 |
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日本の国土構造の在り方に警鐘を与える口蹄疫の教訓/311に学ぶ危機管理の政治思想/江戸時代に学ぶ地域再生の知恵 など |
第4章 |
政治主導と危機管理 |
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官僚の使い方・仕え方/日本政府の危機管理体制の懸念/大災害と法治主義 など |
第5章 |
環境と防災とエネルギー |
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政府主導による環境投資を最優先課題に/原発問題と国民投票/再生可能エネルギーの一定量確保の手法 など |
第6章 |
エネルギー転換で地域を元気に |
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河野一家の松本市との縁/「変人」河野太郎の話が現実に/原子力エネルギー政策の原点 など |
第7章 |
地域を元気にする政治と制度 |
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絶対的不足状態にある特別養護老人ホーム整備のために/社会保障関係補助金の増加に見る財政構造の変化/合併による保守基盤の弱体化とその再生 など |
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著者紹介
務台 俊介(むたい しゅんすけ)
1956(昭和31)年長野県生まれ。松本深志高校卒業を経て1980(昭和55)年東京大学法学部卒業。
1980(昭和55)年旧自治省入省後、広島県、外務省、群馬県庁に勤務。1990(平成2)年以降、自治省行政局、財政局、税務局、大臣官房の各課長補佐。1998(平成10)年茨城県総務部長。2000(平成12)年地方分権推進委員会参事官、総務省消防庁防災課長、自治財政局調整課長、大臣官房参事官などを歴任。
2007(平成19)年自治体国際化協会ロンドン事務所長。2008(平成20)年総務省退職、自由民主党長野県支部連合会第二選挙区支部長就任。武蔵大学非常勤講師、信州大学非常勤講師、関西学院大学客員研究員などを務める。2010(平成22)年からは神奈川大学法学部教授、立教大学経済学部兼任講師。
クライシスマネジメント協議会理事、地域安全学会元理事、日本地方財政学会、日本自治学会会員。
主な編著書
「地域再生のヒント−現場にある潜在能力を引き出す」(ぎょうせい/2010)
「日本再生のキーワード」(イマジン出版/2009)
「政策課題と地方財政」(ぎょうせい/2007)
「高めよ! 防災力−『いざ』に備えて『いま』やるべきこと」(ぎょうせい/2004)
「どうなる地方税財源−分権委最終報告からみた地方税財源充実の視点」(ぎょうせい/2002)
「地方独自税源探索記−茨城県の核燃料等取扱税が生まれるまで」(ぎょうせい/1999)
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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