去る、2月27・28日の両日、宮城県仙台において、日刊工業新聞社の主催による、東北 / 防災・減災ソリューションフェアが開催され、当協議会も特別協力団体として参画した。
会場となった「夢メッセみやぎ」は、3・11の被災地にあり、その地でのソリューションフェアの開催の持つ意味には、災害と戦うとの決意の表れともとれ、都市部で開催されるイベントと比べて、立地条件も決して良いというわけでない場所に於いて参加・出展する企業には、正しく、そうした意義に賛同の意を示したものであり、また、来場者も同様に東日本の復旧・復興に掛ける思いを抱いた人々であったようである。
規模は、大都市のそれとは違うが、被災地での防災・減災ソリューションフェアの開催という大きさは、宮城県のメッセージからも受け取ることができ、当協議会の参加も、昨年、村井宮城県知事を招いての危機管理セミナーと連動した活動となり、官民連携の新たな展開ともなった。 開催初日のレセプションパーティーで、挨拶に立った長田理事長は、開催の意義と参加企業間における連携の強化によって、より効果的な防災・減災となると述べた。
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